「慣らし保育について」〜保育士が語る慣らし保育の現場〜
こんにちは。現役保育士母さちこです。
最後に記事を書いてから約ニ年が経っていました…。
続けられる人間になりたい!今日からまた頑張って書く!書く…!
と思っていますが、最近は特に仕事がしんどすぎて毎日息子とともに21時に寝落ちしてしまいます…。
4月の保育園は本当に戦争です。
なぜなら新入園児の慣らし保育!!普段抱っこはやり慣れているはずなのに慣らし保育2日目で両腕がひどい筋肉痛になってしまいました…。
先生達は子どもをおんぶに抱っこ。
新入園児はギャン泣き!脱走を図る。
落ち着いていたはずの進級児もなんか情緒不安定になってしまって保育士に甘えたり、お友達とのトラブルが増えたり…。とにかくてんやわんやしてます。
午睡中は連絡帳を丁寧に書きたくても、子どもは寝ない、泣いて起きるでなかなか進まず…。
給食もかなり地獄で、エプロンのご飯粒も丁寧にとりきれず保護者の方には申し訳なさでいっぱいです…。
この時期の保護者の姿を見ると、自分の息子の慣らし保育を思い出してしまい、お母さんの気持ちよくわかりますよ…!と肩を組んでしまいそうになります…私も窓の外からギャン泣きの息子をしばらく見つめ、泣きながら自転車に乗り職場へ向かいました…。
泣いている我が子を置いて仕事へ行く意味とは…なんてことを考えてしまうときもあると思います。
でもどんなに我が子がギャン泣きでもお迎えに行くときは笑顔で「ただいまー!」と明るく迎えてほしいなぁと思います。
「ごめんね」と申し訳なさそうにお迎えに来る保護者の方も多いですが、謝るようなことはしてないですし、笑顔のお母さんに会えれば子どもはそれだけで嬉しい気持ちになるはずです☺︎
私も小さいうちから保育園に息子を預けていて、なんで我が子の世話を他人に任せ、息子以外の子どもの世話をしているのか…?って悩んだこともあるのですが
やっぱり働いていると、保育園って良いところがたくさんだなぁと改めて思います!
一番は、お父さん、お母さんや身内以外の人から初めてたくさんの愛情をもらえる場所で、先生、年上のお兄ちゃんお姉ちゃん、地域の方など、色んな人との関わりから「自分は愛される存在なんだ!」と知ることが出来る。自己肯定感が育つ場所であること。
あとは、身内以外で我が子の成長や可愛いところを毎日話せる場って貴重じゃないですか?!
うちは息子が幼児クラスになり、連絡帳の記入が不要になったのですが、乳児クラスの間はほぼ毎日、家での様子や成長を記入していました。
それに先生がなんかしら返信をしてくれるんですよね。連絡帳が無くなった今、そのやりとりの大切さに気付かされました…。
連絡帳に書くことが思いつかず悩んでいるお母さんは、子どもの出来るようになったことや可愛かったこと、自慢話などとにかく書いちゃって欲しいです。
保育士側も子どものことを知れるし保護者との話のネタにもなるし嬉しい☺︎
連絡帳、書くのが大変なときもありますが、我が子の育児日誌のようで後から読み返すのも良いですよね。
なんだかまとまらずダラダラと書いてしまったのですが、今慣らし保育でくじけそうなお母さんお父さん達に伝えたいことは、今は大変だけどいつかは慣れるから心配はいらないということだけです!
ちなみに我が息子たろうは保育園歴3年ですがいまだにほぼ毎日登園拒否です…笑
色々と説得力なくてごめんなさい。保育士の息子でも思い通りにはいきません…。
でもあまり気にしてません!それだけ家が好きってことです!
保育園で一日中泣いている子はいないはず、一日の中で必ず笑顔の時間があるので大丈夫です。
ワーママ、パパのみなさん、GWに向けて頑張りましょう〜〜〜(そして連休明けはみんな園の生活忘れて地獄の慣らし保育第二弾がはじまる)